こんばんは。

不動産屋にとっての勝負の日、
日曜日を終えてきた私です。

明日結論が出そうな案件が入って1日を締めれたので、まあ良しとします。

できれば今日中がよかったけど。苦笑



さて、
もう1日が終わろうとしてますが、
本日の日経新聞。

一面!


ババンっ!



高齢者、きしむ「終の棲家」:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61449590V00C22A6MM8000/



一番お客さんに購買意欲を高めて欲しい日曜日に、

「ご自宅って買ったあとも修繕費が定期的にかかり、それが年々値上がりしてるんですよ〜」


ってトップ記事で打ち出された!!



怒りとかでは一切ない。

逆境を与えてくれて、ありがとう。
感謝の念しかない。(笑)


こういうタイムリーなネガティブ記事は、
お客さんも見てることが多く、
それに対してバッチリ解答できると、
(この人ちゃんとしてるな)って思って頂けるんですよ。


どうせ買うなら、ちゃんとしてる人に案内してもらいたいのが本音でしょうから。


んで、
今回のこの記事、もう少し内容を伝えると、


「この10年で戸建にかかる修繕費が2割値上がりしましたよ」と。

さらに、
「マンションも当然、築年と共に修繕費が値上がりしていきますよ」と。

んで、
「賃貸は、オーナーが高齢者に貸すのを嫌がる傾向がでてきてますよ」と。


結論、
「オマエ、もう死ぬまで今の場所から引っ越すんじゃねーぞ!!」
と誘導したいのか、なんか希望も出口もない記事でした。苦笑



だって、
この10年で値上がりしたのって家の修繕費だけ?


例えば、同じ不動産で見れば、

東京カンテイ(2022年5月24日プレスリリース)
3大都市圏中古マンション価格推移
https://www.kantei.ne.jp/report/c202204.pdf


首都圏の中古マンションはここ5年で36%値上がりしてるって統計。

要は、
10年前に買った人は、10年分のローンが減ってて、マンションは値上がりしてて、いま売ろうと思えば手元にお金増やせるよって話。



さらに、不動産以外で話すと、
総務省統計局の「消費者物価指数」の調査ってのがあって、

総務省統計局 消費者物価指数
https://www.stat.go.jp/data/cpi/


これを見ると、不動産以外の品目ごとの物価の推移が事細かくわかる。
もちろん値動きしてないものもあるけど、
全体的にモノは高くなっていってるのがわかる。


だって、
もともとアベノミクスでは物価上昇率を年2%まで引き上げるのが目標だったんでしょ!?

それが正常な経済成長なんでしょ?!


今回の記事の「修繕費10年で2割値上がり」…

あれ?

2%×10年=20%=2割




アベノミクスの目標達成じゃなーか!

むしろ問題なのは、これだけ色んなモノが値上がりしてても、一向に上がらない平均賃金だろうが!

むしろそっちの原因を解明してくれよ。



と言う感じの記事でした、今回は。

また一つ、不動産業界を取り巻くムダなネガティブキャンペーンに触れられましたね。



ではでは、今日はこのへんで〜



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